飛行機が落ちたわけじゃなくて、飛行機会社が落っこちました。
昨日のテレビのニュースでも言ってましたが、すごい赤字だそうです。
1000人首切り、株価下落。政府に、お金出して助けてくれるか、外国資本に身売りするのを許可するかしてちょうだいと嘆願したそうで。
記事では、従業員に、存続のためのアイディアを出してほしいと懇願したと報じています。
カンタス航空は20年前に民営化しましたが、その頃の株価と今の株価を比べると4分の1以下みたいです。
一応、ナショナルフラッグ・キャリアーなんですが、どうするんでしょうね、オーストラリア政府。
このカンタスの事情、何年か前の日本航空もたいへんだったそうですね。
日本航空は、社員一同の意識改革で持ち直した、というような記事を読みました。
それが本当なら、カンタスは日航から人材を招聘するべきでしょう。
日本人とオーストラリア人の仕事に対する態度は、今でもまだかなり違うでしょうから、そのまま適用はできないでしょうが。
さて、トップの大きな見出しはMorrison's Island。
難民の乗った船が、オーストラリア領土であるクリスマス島に流れ着いて、そこで3日間暮らしていたのに、誰も気づかなかったそうです。
だから、難民の船はオーストラリアに入れんぞ、と言っている移民省の大臣モリソン氏を皮肉ったわけです。
でも、移民省より、国防省のトップを非難するべきじゃないですかね。一応、国境見張ってるわけでしょ、誰も不法に侵入しないように。
穴だらけということがまたまた証明されました。
まあ、大きなオーストラリア大陸の周りを、人口のそれほど多くないオーストラリアという国が、常に見ているというのは、現実的に考えて無理でしょうね。