ここオーストラリアでも、静かにコロナウイルスの感染者が増えているようですが、
クィーンズランド州の隣のニューサウスウェールズ(NSW)州の保健大臣が、握手はやめようと言ったそうです。
握手、ねえ。
30年近くオーストラリアに住んでいる私ですが、握手をしたことはあるのかないのか。あっても数回でしょうね。
これは私が女だからってわけでもないと思います。
普通の人は握手なんかしませんよね。しかし、彼は政治家だから、毎日、いっぱいやっているんでしょう。
で、彼は代わりに背中をポンとたたこうって。
えー! よけいに危なくないですか?!
握手だと手は触れるものの、腕2本分、口とか離れています。
しかし、相手の背中をたたくには、けっこう口と口が近寄ってしまうではないですか。
保健大臣と言っても、おそらく、医療関係のバックグラウンドがあるわけではないのでしょう。
おまけに、初対面かもしれない相手の背中をたたくというのは、くだけすぎじゃないでしょうか?
さすがG’day Mate の国!
夏のオーストラリアは大丈夫?
コロナウイルス関係のニュースがウエブにあふれています。せっせと日本語を読んでいる私です。
そのうちのひとつによれば、感染者の発生と、気温の間には関係がある。
確かに風邪を引くのは冬ですよね。コロナウイルスも寒いとかかりやすいかもしれません。
それから、密閉した空間が危ないって。
ダイヤモンド・プリンセス号などその典型でしょう。あの船の中の空気は外から入ってこないで循環していたらしいです、その記事によれば。
大型のビールス培養装置だったわけです。
(読み返して気づきました。「ビールス」と書いたこと。昔はビールスでしたよね。
今は「ウイルス」? 学校の理科でもそうなんでしょうか?
いつの間にか変わってたんですね。
ウイルスはラテン語読みのようです。
英語だと「ヴァイラス」だけですけどね)
もし、今、各国がやっているように、分かった時点で、使ってない兵舎にでも、すぐ乗客と乗務員全員移ってもらっていれば、あそこまで増えなかったかもしれません。
3月になりましたが、ここブリスベンは暑いです。
うちの家はエアコンなしです。もともとオーストラリアはエアコンのない家が普通でした。
その頃は「エアコン」という言葉さえなかったです。言いたいときは、Air conditioner でした。
今はアパートとか新しい建物にはたいがいついているでしょう。
12月の末に寒い日本から戻ってきて、暑さに辟易して、エアコンをつけようかと真剣考えましたが、結局つけませんでした。
今、考えると、
「締め切らないで外気との間に空気の循環があり、寒くない」という、
この我が家の環境は、最適なコロナウイルス対策かもしれません。(笑)
ブリスベンでもスーパーの棚が空になるか?
今朝の新聞には、スーパーマーケットの棚が空になった写真が出ていました。
昨日、一昨日、買い物に行ったときは何も気づきませんでしたが、
「こういうニュースを新聞に出すと、
あわてて買い占めに走る人が出るんじゃないかなあ、
書かないほうがいいんじゃないの」と思いました。
かくいう私も、愛用している、安くて質も十分な、プライベートブランドがなくなると困るから、
朝一で買いに行くかと、時計を見て開店時間を確かめました!
まだ行ってませんけど。
私が大学に入った頃、トイレットパーパーが消えて騒いだのが懐かしいです。
トイレ続きで、もうひとつ。
トイレに行って手を洗わない人って、けっこういるんでしょうね、今でも。
大学の私たちのゼミ室(要するにゼミ生のたまり場、先生の部屋でもあったので、ちゃんと私たちも実験や勉強をやっているはずでした)は2階で、
目の前、斜め下に、トイレブロックの入り口が見えたんです。
女子用トイレの手洗いのあるあたり。
私たちは生物で、隣は地学。たぶんあの女の人は地学教室の助手というか事務の人だったんだと思います。
その人が手を洗わないということを発見したのも懐かしいです。
確かに、コロナウイルスでなくても、握手はしないほうが安全かもしれません。
☆ 続報です!
夕方、スーパーマーケット(Woolworths)に行ったら、トイレットペーパーの棚が空になってました。
ほんの少し残っているだけでした。
空の棚なんて、おそらく見初めです。
別のショッピングセンターに足を伸ばしたら(いえ、車ですけど)、
こっち(Coles)のトイレットペーパーの棚も空。
他の商品も、たとえばシリアルとか、いつもと違って棚の商品が減っていました。
ここのもうひとつあるスーパーマーケット(Aldi)に行っても事情は同じ。
空の棚がありました。
いったいなぜなんです?
トイレットペーパーを中国から輸入していたんでしょうか?
家の中のトイレットペーパーがなくなる前に、この怪奇現象がおさまりますように。