きょうの新聞の一面は、コロナウイルスに感染したトム・ハンクス夫妻の大きな写真。
その下には、今は老人ホームにいる家族や友だちを訪ねるのはよしましょう、という医療関係者の言葉。
訪ねていかないで、
電話をしましょうって。
これはいいアドバイスかもしれません。
今回のコロナ騒ぎで危険なのは高齢者や持病のある人のようです。
しかし、いつまで続くんでしょう。
北半球は春になったからおさまって、
南半球がたいへんになるのでしょうか。
昨日も今日も、ブリスベンは、朝とか寒いぐらいでした。
コロナ騒ぎと、その前の Bush fire(山火事)で、
落ち込んだ景気の回復を図るため、
オーストラリア政府は、失業手当の受給者や、年金生活者に、給付金を出す計画です。
ひとりあたり750ドルだそうです。
残念ながら、私はまだ年金ももらっておらず(66歳からです)、
失業手当ももらっていないので、いただけません。
750ドル余分の現金が入れば、使ってくれるに違いないと、政府は考えているわけです。
「伝統的に貯金をしないお国柄」的発想ですよね。
日本人だったら、すぐ使わないで大事にとっておきませんか?
今の日本人はちがうのでしょうか?
これ以外にもいろんなところにお金をばらまこうとしています。
政府の今年の財政は黒字だったようです。
その余剰金をこの際だから使っちゃおうということですね。
家に帰る途中で聞いていたラジオのニュースは、
連邦政府の大臣のひとり、ピーター・ダットンがコロナウイルスに感染したと言っていました!
彼はアメリカに行っていたようですから、そこで感染したのでしょうか?
どんどん新たな感染者が出ていますが、
それと同時に、重症の人以外は、治っていっているのでしょう。
免疫ができるといいのですが。
さて、うちの家族4人、かからないですませられるでしょうか?
今、オーストラリアは、オーストラリア国民と永住者以外に対して、中国、イラン、韓国からの直接の入国を禁止していますが、これをヨーロッパ全体に広げる予定とか。
アメリカのトランプ大統領がすでに禁止令を出したのを受けてらしいです。
中国からの観光客が減って大打撃の、国内の観光業にとって、
Nail in the coffin (ひつぎの釘、とどめを刺す、追い打ちの意味)です。
「今年はホリデーは国内で」という広告が最近目立っています。
しかし、コロナウイルスが落ち着かないと、
国内旅行をする気も湧かないでしょうね。
ストローがなくなったら
クィーンズランド州政府は、プラスチックの、ストロー、スプーンやフォーク・ナイフ、皿などを今年の末までに禁止する法律を作ろうと考えているようです。
将来的には、さらに広げて、再使用できる厚めのビニールの買い物袋の禁止も。今は、薄い買い物袋の配布が法律で禁止されています。
これに対して、障害者の関係団体は、ストローに変わるものが必要だと言っています。いい考えがあれば出してほしいと。
禁止される前に買いだめするのはやめたほうがいいでしょうね。
最近お目にかかれなかったトイレットペーパーは、2大スーパーマーケットのひとつ、ウールワースでは、昨日もきょうも影も形もなく、
もう一方のコールズには、1種類でしたが、山積みになっていました。
せっかくなので、私もひとつですが、買っておきました。